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Draconidum U.O.O. 用語&世界観解説



※本ページは本編のネタバレについて十分に配慮しております


ラカセナ地方/ラカセナ大学(1話)

 ラカセナ地方とは、南東に位置するラカセナ大陸と周辺諸島群のこと。
大陸の中央から南部にかけてレドキナ草原が広がっており、その外周部に沿って多くの種が生息している。
ラカセナ大学は南部にある旧時代の都市を再利用して設立された学際組織であり、
中立的独立国家として存在している。


魔素(1話)

 魔素とは魔法を行使するために用いられる、空気中に存在する粒子。
およそ物理法則を無視して存在するらしいことから魔法や魔物と同じく"魔"の字があてられ、
「とりあえずそういうもの」として長らく放置されてきた。
これまでに魔法として積み上げられた知見に基づいて、現在はリウスが魔素の性質や機能について研究している。


魔灯(1話)

 光を発する魔法道具を改良して生活インフラとして開発された照明器具。
以前は魔法で火種を作って燃料を足すカンテラ等が主流であったが、最近大幅に進化した。
リウスも研究の傍ら、さらなる魔灯の改良に取り組んでおり、彼は魔素のコントロールだけで照明の操作が可能である。


クランレーン地方(3話)

 南西に位置するクランレーン大陸やアクルクスシーブ大陸を含めた総称。
明確な雨季が細く長く続く地方であり、南に行くほど冷涼な気候である。
クランレーン中央部は農業に向かない痩せた土地であるゆえに、
様々な食材を油や香辛料で加工した食文化が存在する。


ディーレ地方(3話)/遥か北西端の島(2話)

 北西に位置するディーレ島群・エルフィル島などを含む総称。
水竜族の本拠地はディーレ地方の北西端、ウェアクティア島であり
今回の舞台となるモイシティも地理学的にはディーレ地方に属している。


ラプナーとタキーナ(3話)

 中央から北東にかけて存在する地域の総称。中央寄りがタキーナ、東側がラプナー。
かつてはラプナー地方と呼ばれていたがタキーナの発展が目覚しく彼らは自らの地域名を名乗っていたため
知名度的には同列に紹介されることが多い。


第三区画・第二区画・第一区画(3話)

 モイシティ内部の区画区分。町の外周部と、正門から1/3ほどのエリアが第三区画で、
出店が連なっているほか、上述した各地方ごとの広場がありゾーニングされている。
その奥は第二区画となっており、高階層の宿泊施設が立ち並ぶベッドタウン的役割を持つ。
最奥部が主に水竜族たちの所属場所である第一区画であり、都市機能の保持や運営が行われている。


励起・灼天(8話)

 魔素物理学者であるリウスが開発した魔素の新しい運用技術。
これまで魔法として使用されてきた魔素そのものを高エネルギー体として保持・使用することで
身体能力の向上や武装としての運用ができるようになった。
リウスは魔素を高エネルギー状態で保持することを励起、使用することを灼天と呼称している。


EOS騎団(10話)

 過去の大戦において、侵略者から世界を守るべく集まった冒険者たちのチーム名。
世界中に参加者がおり、観光都市モイシティは引退した彼らを中心に招待していたため
結果的にモイシティはEOS騎団の同窓会的な場所にもなっていた。
また騎団長であるヴェナスは、リウスの養父でもある。


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