2025年版サイトバージョンアップ 1to3

すうぃるです!
2月から作っていた静的CMS版ドラコニダムが早速Ver3に変わりました…! 2月の頭に作り始めて、2/22にはVer2だったので移行だけは早い……。あれよね、コンテンツ数が少ない間のほうが小回りが利くので、今が考え時!
ものすごく最新の話ではありますが、一応{創作史} タグに入れてみました、タグに関する説明もこのあと行いますのでよろしゅう。さて、今回はVer3の変更内容と、その変更背景について。
○Ver3の変更点
メニューおよびカテゴリを大幅改変しました!
以前:特集・物語・人物・世界観・ギャラリー・メモ
(特集・読む・会う・知る・見る・メモ)
今回:序章・キャラ・ギャラリー・物語・ゲーム・考察
(序章・会う・見る・読む・遊ぶ・知る)
それ以外の細部はあまり変えていませんが、全記事タグを組みなおしたので作業量はそれなりになりました……あんまりないので、せっかくなのでVer2とかVer1もやっときましょうか。
○Ver2の変更点
サイトデザインを大幅に変更し、記事を作り直しました!
静的CMSの着せ替えテーマを変更しました:これにより、コンテンツの配置等が変更となっています。例えばサブメニューが無くなったためタグで代用、トップページの構成が変わったため初めての方向け記事の整備、関連ページの設置など。デザイン面では変則2カラムが3カラムになり、1ページあたり12記事表示になりました。
また、各所のQOL改善にも取り組んでいます。目の疲労感軽減のために白背景にほんの少し色をつけたり、記事のトップについているヒーロー画像をある程度整理したり、ページ名が謎の中国語表記になってしまう問題を修正したりしました。
中国語になってしまう問題については、ページ名をつけると自動的にURLを発行してくれる機能が良くも悪くもといったところでございまして、「ドラコニダム世界観イントロダクション」が「dorakonidamushi-jie-guan-intorodakusiyon」になってしまうんです。漢字が中国語表記で、カタカナはローマ字表記。うーん、ダサい。
○Ver1の変更点
(むしろ変更点しかないような気もしますが…)静的CMSを導入しました。それまでのサイト制作は完全に手作業で、htmlファイルをタグ手打ちで編集して作っておりました。サイトのデザインを作る際はchromeのF12を押して構造を学び、見よう見まねで作り込んだり、ページやタグはこれまでに作ったページからコピペでもってきて、1ページずつリンクを繋いでおりました。
そのリンクってやつが厄介なんですよ。例えば「小説の第3話」を新しく掲載するとします。そしたら novel-2.htmlをコピーして、本文を書き換えてnovel-3にする。2話のコピペなので「前へ」が1話になっているのを2話に修正する。①novel-2のページに「次へ」を作成し、リンクを組む。 ②表紙のページに「3話」を作成し、リンクを組む。③トップページに3話を更新した旨を追記し、リンクを組む。④更新履歴ログのページに3話を更新した旨を追記し、リンクを組む。⑤もし小説まとめタグなどを作っていたら、そこにもさらに追記し、リンクを組む。
自然な流れでアクセスできるページを作るのは、存外大変でございます。
まあ、ゆくゆくは小説も「前へ」「次へ」くらいは手動を頑張ろうかなとは思いますが……ともかく、今回使い始めたのはリンクの自動設置やタグでのまとめを自動でやってくれる、そんな夢のような機能です。10年以上前のブログサービスと何が違うのかですって…?うーん。だいたい一緒です。
で、今回使っている静的CMSとは何かという話ですが、まずCMSはコンテンツ・マネジメント・システムの略語で、要は「サイトを作ってくれるシステム」でございます。ここに静的か動的か、の2種類がありまして、アクセスしたときに完成したページを提供するのが静的、オーダーを受けてから作って提供するのが動的でございます。
動的CMSは閲覧者からのオーダーでページを作るので、閲覧者によって見せたい情報が異なるときに強いです。通販(カートの中身やウォッチリスト)や、会員登録マイページとか。ただし、オーダーを受けてから作るのでサイトの表示に時間がかかったり色々デメリットもあるみたいです。
当ドラコニダムでは動的CMSが得意な機能などは要らないので、静的CMSを選択したわけでございます。リンクやタグなどを整えたHTMLをCMSが作ってくれるので、要は作業負担大幅軽減でございます。
○コンテンツ整理の背景
さて、実は今回の本題はCMSではなく、Ver3の変更点であるコンテンツの整理についてお話したかったんです……!これまでに当サイトにご来訪頂いた諸兄様方はご存知かと思いますが、基本的に「初心者記事+ちょっと作品を作っては疾走する」がこれまでのあるあるでございました。
今回、ようやくその理由といいますか、背景が言語化できたのでそれを報告したいなと。サイト開設当初から、物語やイラストなどのコンテンツを考えもせずに並べていたわけですが、そこに問題があったのです…!
自分が出したいのは創作の考察。この記事もある意味「創作の発信」に関する考察でございます。しかし、考察系の記事は文字が多くて長く、なかなか敷居が高いと思っております。物語やキャラの深堀り考察を出すために、物語本編が必要。物語本編を読んでもらうために、初心者解説が必要……と、そう考えていたわけです。
サイトをリニューアルしますよね。初心者解説記事を出しますよね。そして本編にさしかかる…ときに問題が発生します。本編に関連するちょっと踏み込んだ内容が、初心者解説に対するノイズになってしまう……「世界観」というコンテンツに初心者向け解説を足した時点では整然としててとても気に入ってたのに、ちょっと踏み込んだ情報を足した途端、雑然としてしまう。
要は、「やりたい創作考察を我慢してる & 初心者向け記事が独立できてなくてしっくりこなくなる」だったわけで。考察を出したいんだよー!そのための土台の土台として初心者向け記事何度も作ったから、なんとなくそっちの熟練度だけ上がってきてしまったよ?!……というわけで、遠慮せず創作考察を出すことにします。
ただし、ちゃんとそれを出すための工夫をしてみました。これまでは物語やイラスト、キャラや世界観は同列のコンテンツだと思っていた……のですが、ここを変えてみました。
初心者→物語本編→出したい考察 を同時に出す作戦として、序章・キャラ・イラストを初心者向けとして定義してみました。
・世界観を中心に、最初に読んでほしい・混在してほしくないものを序章に移します。
・キャラは一番深堀りしたいところですが、キャラ数が多いので図鑑的な要素を作ろうとしていました→なので図鑑を前面に出し、キャラ深堀は考察側にねじこみます
・イラストも色々な設定を仕込んだりすることもありますが、絵は絵として一目で楽しめるはず
そんなわけで、初心者・中級者(本編)・上級者(考察)を3-2-1のフォーメーションで6コンテンツとして、同時に出していこうと決めたのがVer3でございます。
改めてよろしゅう!10日後にはDraconidum25周年なんですよ、祝って!