Draconidum U.O.O.

新種の生物調査をめぐる、ドラコニダム世界観入門作
Draconidum U.O.O(うおお)
23-12/25 小説家になろう にて完結しました!
竜人たちの世界、アリアウト。観光都市として開かれた洋上都市モイにて、新種の生物が発見された。"泳ぐヤシ"と名付けられたそれを調査する依頼を受けた研究者のリウスは、助手ポラリスと共にモイシティへ向かう――
ドラコニダムの入口的立ち位置を目指してDraconidumをタイトルに。ポラリス達、水竜族に焦点をあて、メインキャラ達の"らしさ"を重視した物語。
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作品概要
リウスによる生物調査を介したドラコニダムらしいファンタジー。秘密主義の水竜族たちによる観光都市モイにて、新種の生物が発見される。生物調査を引き受けた研究者リウスは、水竜族の助手ポラリスとともにモイに渡る。赤い球体をもつ遊泳性生物、"泳ぐヤシ"と呼ばれたその生物は、異界転移者であるリウスにとって見覚えのある生物で……
登場人物
リウス (雷禅リウス)

「して、自分は"泳ぐヤシ"がいかなる生物なのかを明らかにすることが目的でして」
本作品の主人公。ラカセナ大学で魔素物理学を担当する講師であり研究者。全身が獣毛に覆われている亜竜人族竜人。平たく言えばケモノドラゴン。白黒のツートンカラーに、赤い稲妻模様の隈取が特徴。水竜族により生物調査を依頼され、モイシティへ赴くことを決めた。真面目で寡黙な性格。誰かの役に立ちたいと考えている。
ポラリス (ポラリス=サウスクルックス)

「リウっさん! リウっさん! おでかけいこーよ! おでかけ!」
魔素物理学研究室の助手扱いで研究室に転がり込んでいる。淡水色の肌に淡紫色の髪をした水竜族。本作に登場するメイン種族で、ヒレのような肘や尾が特徴。おっちょこちょいのアホの子だけど、愚直で前向き。今回モイシティへ向かうことには、ちょっと抵抗がある様子。
セリナ (セリナスクライエ=マーフェンシー)

「こちらにきたからには、やはりこちらとこちらじゃないですか! こちらのおすすめですよ!」
リウスをモイシティへと招いた水竜族の女性。湖などに派遣されて環境を整備する守護水竜のひとり。宝石のついた頭飾りは守護水竜の証。派遣先で様々な食文化を楽しむことが趣味で、見た目から想像できないほど食べる。
データ
6期 62_新世界
青の世界線 洋上 観光都市モイ
ややこしくなってきたdraconidumを紹介するためにあっさりとしたものを描きたかった…にも関わらず、相変わらずややこしくなってしまった物語。実は2022年版から何度か変更され、ここに掲載しているものはVer.4。2024年から登場する水竜族の新キャラを無理矢理登場させているため、終盤が…終盤が…! 序盤からの一同の雰囲気はとても気に入ってるので、ぜひモイにつくあたりまでの2~3話までは読んで頂けると幸い!